2015年度推薦入試がはじまりました

2015年度推薦入試がはじまりました

皆さんこんにちは。

なんだか最近毎週末雨が降っているような気がします。
そろそろ雨も冷たく感じるようになってきました。

さて、各大学で推薦入試が行われています。

推薦入試は基本的に専願といって、合格したら必ずその大学に入ることを
約束としたものが多いのですが、中には併願可能、つまり
その大学以外を受験して受かったらそちらに行ってもいいですよ、
(もちろんいい生徒には自分の大学に来てほしいでしょうけれど)
というものもあります。

併願可能な推薦入試がある大学と、他にももうひとつ入試を受けることができ、
推薦入試のこの時期だけでも2つの大学を受験することができます。

一般入試と違って推薦入試には学校長の推薦状が必要で、
さらに高校時代の評定平均が3.5以上とか、3.7以上といった具体的な数値によって
「高校時代にどれだけがんばっていたか」という条件を満たさなければなりません。
少数ですが、評定平均の条件がない大学もあります。

推薦入試ですと、現役高校生しか受けられないのでは、とお考えになる方も
いらっしゃると思いますが、実際は1浪までOKの大学、さらに2浪目までOKの大学もあります。
浪人したから自分には一般入試しか望みはないと考える前に
推薦入試が自分でも受けられるところはないか、探してみましょう。

また、指定校推薦といって、代々自分の高校の先輩たちが通ってきた大学との
信頼関係によって「あなたの高校から何人とるつもりです」と与えられる枠があります。
自分の高校に指定校推薦の枠がある大学も、調べてみましょう。
指定校推薦の場合、公募推薦などとは入試形式も違うところがあるようですので
よく調べてみましょう。

さらに、地域枠推薦という入試形式も近年増えてきています。
これは、その大学のある都道府県またはその周辺の地域に
卒業後数年勤務することや、出身高校がある特定の都道府県であることを条件として
奨学金や授業料免除などの特典が与えられる試験です。
この入試は、すでに日本のどこで働きたいか決まっている人や、
大学が地元の場合、地元に近い勤務地を希望する人などにおすすめです。

このように推薦入試といってもいくつか種類がありますので
受験するチャンス、つまり合格するチャンスをひとつでも多くつかめるよう
受験生も保護者の方もいろいろ調べてみてください。