2015年度医学部入試 偏差値65以上が9割

2015年度医学部入試 偏差値65以上が9割

6月10日の日経メディカル記事に

「偏差値65以上が9割 2015医学部入試の全容」

というタイトルのものがありました。

記事を要約しますと

・医学部募集人員が増加→志願者が増加→偏差値が上がった

・偏差値は65以上が9割、低くても62.5

・安全志向の受験生が増え、国公立の志願者が減少(現役でランクを下げてでも受かりたい)。

・今年のセンター試験は理系科目が難しかったこともあり、国公立で2次試験を受ける決心ができない生徒が多かったのでは

・私立は学費を下げるところも出てきて、上の原因も相まって志願者が増加。

・国公立の倍率(志願者数)は増減の周期があり、去年倍率が低かったからと言って今年も低いとは限らない
(みんな同じことを考えている)

偏差値65、というのは、国公立、私立ともにだそうです。
偏差値が65以上が9割ということは、模試の成績の目標として65がとれれば
合格にかなり近づくということになります。

最後の点についてですが、
去年の倍率が高かったら、皆さんならどうしますか?

「人気があるな。今年も難しいかも・・・」と思って
出願をあきらめる人が多いのではないでしょうか。

皆も同じことを考えていて、
今年は出願を控えたところ、去年より倍率がずいぶん下がる、ということが起きます。

そして来年は、今年の倍率が低かったために、「狙い目かも?」と思って
出願する人が増えます。

それが、倍率の増減が周期的にある、ということだそうです。

そろそろ第1回の全統模試の結果が返ってきていると思いますが、
模試の結果を分析して、どの単元の点数があがれば合格に近づけられるか、よく考えてみましょう。

また第1回進研マーク模試の結果は来月に返ってきますが、
こちらも得点アップのために分析はしっかりしましょうね。